投資用アパート・マンション販売の株式会社シノケングループ(福岡市中央区天神1丁目、篠原英明社長)の13年6月中間連結決算は、売上高が前年同期比32・3%増の143億8900万円、経常利益は同80・4%増の16億7200万円で過去最高益となり大幅な増収増益だった。
主力の不動産販売事業のうち、マンション販売の売上高が47・4%増の72億700万円となり、区分販売の引渡し戸数が半期で過去最高の実績になったほか、アパート販売も25・3%増の44億5300万円と大幅増。また賃貸管理、金融・保証関連も2ケタの好調な伸びを見せ、13年6月中間連結決算の営業利益は66・1%増の17億4200万円、四半期純利益も46・1%増の11億7200万円となった。篠原社長は「ほぼ予想通りの数字。経常利益は通期で過去最高だった去年の16億300万円を上期で上回り、下期もさらに伸びる見通し。また上期はマンション販売の伸びが目立ったが、アパートの受注残が多く、後半はアパート販売の数字もさらに増えていくだろう。さらに自己資本比率も6月時点で24・5%に達した。目標の30%の達成も早まりそうである」と語る。
同社では、不動産販売事業のアパート、マンションの販売が後半も好調に推移していく見込みであることなどから通期の業績予想を上方修正、売上高は当初予想比10億円増の260億円、営業利益は7億増の27億円、経常利益は7億5000万円増の25億円、当期純利益は5億円増の20億円を見込んでいる。期末配当予想も3円75銭から4円50銭に増配する見通しになっている。
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