平成26 年1 月27 日
株式会社シノケングループ
代表取締役社長 篠原 英明
(JASDAQ・8909)
株式の取得(完全子会社化)に関するお知らせ
当社は、平成26 年1月27 日開催の取締役会において、以下のとおり、株式会社吉村商会(以下、「吉村商会」といいます。)の株式を取得し、同時に、株式会社ヨシムラ・RE・ホールディングス(以下、「ヨシムラREHD」といいます。)、株式会社小川建設(以下、「小川建設」といいます。)および株式会社小川建物(以下、「小川建物」といいます。)の株式を間接的に取得し、いずれも完全子会社化することについて決議いたしましたので、下記のとおりお知らせいたします。
1.株式の取得の理由
当社グループは、主たる事業として、投資用アパート・マンション販売、不動産賃貸管理、金融・保証関連、LP ガス供給販売などの不動産関連事業を展開しており、当社グループが提案する『お客様の資産づくり』をコンセプトにした賃貸住宅経営スキームは、サラリーマンや公務員の方でも、安心して取り組める賃貸住宅経営として、個人投資家の皆様に広く支持されております。
当社グループの強みは、フロービジネスとして、アパートやマンションを個人投資家に販売し、そのアフターサービスとして、物件オーナーや賃貸入居者へ、不動産賃貸管理、家賃滞納保証、LP ガス供給、保険代理店等のストックビジネスを提供するグループシナジーを活かした一連のバリューチェーンを構築している点にあります。近年においては、平成24 年11 月に既存事業のマーケット領域を広げる狙いから介護関連事業に新規参入したほか、平成25 年9月には家財保険を中心とした少額短期保険会社を傘下に取り入れるなど、当社グループの更なる企業価値の向上を図るため、バリューチェーンの増強に邁進しております。
一方、当社グループにおきましては、投資用アパートの建築工事は当社グループ内で行っておりますが、投資用マンションの建築工事は事業主として外部ゼネコンに発注を行っており、投資用マンション建築工事の内製化によるバリューチェーンの強化を目的として、ゼネコンを対象に子会社化を含む資本提携先を模索しておりました。
このような中、当社グループが販売する投資用マンションの施工実績を有する小川建設に関心を持ち、財務アドバイザリー会社と連携の上、小川建設の実質的な資本上位会社である吉村商会代表者と協議を進めて参りました。