検針値をデジタル化することで異常値発生時の迅速な対応と監視作業の負荷軽減を支援
株式会社富士通九州システムズは、遠隔地のアナログメーターを集中監視できる「アナログメーター認識システム」を開発し、2011年4月11日より販売を開始いたします。
本製品は、アナログメーターの検針作業を自動化することで、監視作業の負荷軽減を実現します。アナログメーターの計測値をデジタル化してリアルタイム監視できるため、異常値発生時の迅速な対応が可能となります。
現状、データ送信機能のないアナログメーターが設置されている工場や施設では、定期的に作業員が巡回し、目視によるメーター数値の読み取りを行い、検針作業をおこなっています。異常値発生時には、現場で常時、メーター監視する必要があり作業員の負荷も大きくなります。
メーターの検針作業を自動化するために、データ送信機能付きのメーターに置き換える方法もありますが、装置を停止させる必要があるうえ、工事等のコストが大きいという問題があります。
本製品は既存のメーター・設備を変更することなく、メーター画像撮影用のカメラと映像解析/監視用のPCを設置していただくことで、アナログメーターの画像認識を行い、計測値をデジタル化し、リアルタイム監視することができます。
【販売価格および販売日】
製品名 | 販売価格 | 発売日 |
アナログメーター認識システム | オープン価格 | 2011年4月15日より |
【本製品の特長】
1. 計測値をリアルタイム監視
アラーム通知機能により、異常値発生時に迅速な対応が可能です。設定されたしきい値を超えると、警告メッセージと警告音を発し、スナップショット画像を保存します。警告の種類は二段階(注意、危険)に設定できます。
2. カメラの異常を自動検知
カメラ映像に問題(遮蔽物などでメーターが見えなくなる、カメラがずれる、レンズがくもってメーターの針が見えなくなる等)が発生した場合には、警告メッセージと警告音を発します。
3. データ出力機能
予めスケジューリングされた監視時間、間隔でメーター計測値をCSVファイルに出力し、スナップショット画像を保存します。これにより値の変化を容易に把握することができます。
【使用している技術】
メーターの中心を意識しないロバストな針角度の算出技術(特許出願済)
【動作環境】
ハードウェア | CPU | Intel® Core™2以降 1.2GHz以上推奨 |
メモリ | 1GB以上推奨 | |
ソフトウェア | OS | Microsoft® Windows® XP 32ビット版 以降 |
【関連Webサイト】
http://jp.fujitsu.com/group/kyushu/services/imaging/ameterecog/
(「アナログメーター認識システム」紹介サイト)
【商標について】
記載されている製品名などの固有名詞は、各社の商標または登録商標です。
【会社概要】
社名 | 株式会社富士通九州システムズ |
代表取締役社長 | 川田 敏郎 |
設立 | 1981年7月20日 |
所在地 | 〒814-8589 福岡市早良区百道浜2-2-1 富士通九州R&Dセンター |
資本金 | 3億円(富士通株式会社100%) |
従業員数 | 1,580名 |
プレスリリースに記載された製品の価格、仕様、サービス内容などは発表日現在のものです。
その後予告なしに変更されることがあります。あらかじめご了承ください。
本件に関するお問い合わせ
株式会社富士通九州システムズ
基盤ソリューション本部画像ソリューション部
電話: 097-534-9426(直通)
E-mail:fjqs-mihariban@cs.jp.fujitsu.com
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