当社は、12月20日(金曜日)よりDDI Simulator ver.2.3を発売いたします。
本製品は、医薬品開発過程において必要とされる、薬物の併用投与時に薬効・副作用発現の変動を引き起こしうる薬物間相互作用(*1)の程度を、体内動態パラメータの情報に基づき、基質薬物の挙動を、生理学的モデル(*2)を用いたシミュレーションにより定量的に予測するためのソフトウェアです。
今回のバージョンアップでは、被相互作用薬4件、阻害薬5件の薬物データを追加しました。その結果、FDA (Food and Drug Administration:米国食品医薬局)のドラフトガイダンスに記載されている薬物のカバー率が、被相互作用薬 51.4%、阻害薬(Strong、Moderate)50.8%となりました。
また、in vivo Ki値の最適化をおこない、より多くの被相互作用薬に対する予測精度向上を実現しました。
*1 血中に複数種類の薬物が存在することにより、薬物の作用が増強・減弱すること
*2 薬物が、血液によって組織に運ばれて、組織に分布したり、代謝・排泄する生体運命を
そのまま記述しようとするモデル
【製品名】
DDI Simulator ver.2.3
【特長】
- 薬物データの追加:
9件の薬物データ(被相互作用薬4件、阻害薬5件)を データベースに追加しました。 - In vivo Ki値の最適化:
2件の阻害薬(Itraconazole、Ketoconazole)について、複数の臨床データよりin vivo Kiの最適化をおこないました。
【発売日】
2013年12月20日(金曜日)
【価格】
年間利用価格:2,500,000円~(税別)
【DDI Simulator紹介サイト】
http://jp.fujitsu.com/group/kyushu/services/lifescience/ddi-simulator/
【会社概要】
社名 | 株式会社富士通九州システムズ |
代表取締役社長 | 黒田 高史 |
設立 | 1981年7月20日 |
所在地 | 〒814-8589 福岡市早良区百道浜2-2-1 富士通九州R&Dセンター |
資本金 | 3億円(富士通株式会社100%) |
従業員数 | 800名 |
プレスリリースに記載された製品の価格、仕様、サービス内容などは発表日現在のものです。
その後予告なしに変更されることがあります。あらかじめご了承ください。
本件に関するお問い合わせ
株式会社富士通九州システムズ
ヘルスケアソリューション本部ライフイノベーション部
電話: 092-852-3131(直通)
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