ADMEデータベース バージョン33を発売開始 富士通九州システムズ

当社は、1月6日(月曜日)よりADMEデータベースバージョン33を発売いたします。

医薬品開発のスピードアップが望まれる昨今、医薬品候補化合物の発見から、臨床に至るまで長期間を必要とする現状があります。このようななかで、医薬品開発において重要となる、薬物代謝に関する文献が数多く発表されており、その文献から目的とする情報を収集するために多大な手間と時間がかかっています。ADMEデータベースは非臨床の薬物代謝を中心にデータを収載しており、Webブラウザからキーワードや化学構造を入力することで、効率的に目的とする情報を収集することができます。

今回は、約190件の文献から約2,500件の非臨床薬物代謝データ(*1)と、約130件の臨床薬物相互作用データを追加しました。

ADMEデータベースは、クロアチアのレンディック博士(*2)が文献から収集したヒトの薬物動態関連たんぱく質・薬物の情報(*3)を中心としたデータベースです。主に製薬企業における新薬開発、及び大学教育の分野でご利用いただいています。

*1 試験管内実験の薬物代謝酵素に関する情報です。

*2 レンディック博士は、薬物動態分野の著名な研究者です。

*3 投与された薬物が作用発現部位に到達するまでの過程における、吸収,分布,代謝,排泄
などに関連したたんぱく質情報です。

【製品名】

ADMEデータベースバージョン33

【特長】

  1. ヒトの薬物代謝酵素に特化したデータベース:
    ヒトの主要な薬物代謝酵素(チトクロームP450)を中心に、約100,000件の試験管内実験のデータを収載しています。
  2. キーワードや構造による検索:
    検索は、キーワード選択のみでおこなう方法と、複雑な条件を入力しておこなう方法とがあります。薬物とその代謝物に対して、部分構造や類似構造を検索することも可能です。
  3. 臨床薬物相互作用検索:
    ADMEデータベースに収載された臨床薬物相互作用データをキーワードや構造で検索することが可能です。

【発売日】

2014年1月6日(月曜日)

【価格】

企業/国公立研究機関向け

・全データベースパックA(注1):1,575,000円/年(税込)
・全データベースパックB(注2):1,890,000円/年(税込)

教育機関向け

・全データベースパックA(注1):525,000円/年(税込)
(注1)薬物代謝酵素+トランスポータ+キネティックデータベース
(注2)薬物代謝酵素+トランスポータ+キネティックデータベース+臨床薬物相互作用データベース

【販売目標】

1年間に30契約を目標とします。

【ADMEデータベース紹介サイト】

http://jp.fujitsu.com/group/kyushu/services/lifescience/asp/adme-database/


【会社概要】

社名 株式会社富士通九州システムズ
代表取締役社長 黒田 高史
設立 1981年7月20日
所在地 〒814-8589 福岡市早良区百道浜2-2-1 富士通九州R&Dセンター
資本金 3億円(富士通株式会社100%)
従業員数 800名

プレスリリースに記載された製品の価格、仕様、サービス内容などは発表日現在のものです。
その後予告なしに変更されることがあります。あらかじめご了承ください。

本件に関するお問い合わせ

株式会社富士通九州システムズ
ヘルスケアソリューション本部ライフイノベーション部
電話: 092-707-5648(直通)

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