車庫に太陽光パネル電気自動車の充電などに 日創プロニティが対応商品

日本経済新聞

 

金属加工業の日創プロニティは太陽光発電パネルが搭載可能な車庫=写真=を開発した。今後普及が見込まれる電気自動車(EV)の充電などに活用できるのが特徴。7月上旬に発売し、初年度の売上高は1億円を見込む。
同社はこれまでの家屋の屋根の上に太陽光発電パネルを取り付ける架台を製造・販売してきた。この架台事業で培った技術を生かし、全てのパネルメーカーの製品を取り付けられる車庫を開発した。
家庭用電源として利用できるほか、EV向け充電装置を取り付け、EVに電力を供給することも可能。同社は「屋根付けのパネルとの併用により、発電量を増やすことも可能」としている。東日本大震災の被災地に太陽光など自然エネルギーを活用した「エコタウン」を建設する構想もあり、こうした需要の取り込みも狙う。