~Webマーケティング戦略の横断的な実施と大幅なコスト削減効果を発揮~
Web系製品・サービスの企画・開発及び販売を行い、CMS※1専業大手である株式会社ミックスネットワーク(本社:東京都千代田区、代表取締役:吉川隆二、以下ミックスネットワーク)は、複数のWebサイトおよびWebサービスを一元管理できる、大規模向けWebサイト構築・運営プラットフォーム「SITE PUBLIS Multisite (サイトパブリス・マルチサイト)ライセンス」を、2013年4月30日(火)より提供開始いたします。
「SITE PUBLIS Multisiteライセンス」は、複数サイトにおける運用の一元化はもちろん、レイアウト・デザイン、さらにはコンテンツ資産やデータ活用までも集中管理ができる機能を搭載しています。これにより、数多くの製品ポータルサイトや海外法人を持つ企業、多くの関連法人や外部組織を持つ官公庁、自治体等に役立つ新しいサービスです。
現在、複数サイトの運営現場では、各サイトで構築・運用が分断され、運用の効率化、一貫したWebマーケティング施策の実施、コンテンツ連動によるシナジー創出、マーケティングデータの集約等を統括する事が困難です。さらに、急速に普及するスマートフォン、タブレットに対しても、各サイトでシステムが異なるため、その対応に差異が見られ、カスタマー・エクスペリエンスに格差が発生しています。その結果、複数サイト運営におけるTCOは膨らむ一方、ROI※2が適正でない状況が数多く見られます。
こうした課題を劇的に解決するのが、複数サイトの構築・運用を一元管理できる共通プラットフォーム「SITE PUBLIS Multisiteライセンス」です。これにより、各サイトで分断されていた構築・運用も横断的に行え、個別に集積されていたマーケティングデータやコンテンツ資産までも集約管理することで、運営する全サイトの共有財産としてWebマーケティング施策に有効利用ができます。またブロック部品を組み合わせてWebサイトを編集する独自の「ブロック方式」で、スマートフォン、モバイル、タブレット、PC等のマルチデバイスへの対応を複数サイト全体で行え、カスタマー・エクスペリエンスの向上が可能です。
もちろん、サイト上で接点を持った顧客データや問い合わせデータ等を統合して、マーケティング戦略に活用することもできます。さらに、各サイトで異なっていたインフラ環境の集約にも繋がり、初期のシステム導入や運用に関わるTCO※3が1/5※4となるなど、コスト面での効果も大きく、横断的なWebマーケティング戦略の実施によるシナジー創出や効率化を、TCO削減を伴って実現し、ROIの向上に大きく貢献する点においても、各企業や法人から大きな期待が寄せられています。
これら複数サイト構築・運用を統合的かつ戦略的に実現する「SITE PUBLIS Multisiteライセンス」は、各社マーケティング担当のみならず、広くビッグデータとしてWebサイトに集まる顧客データの活用を考えている経営層の方々にも注目されております。
「SITE PUBLIS Multisiteライセンス」の価格は、1ライセンス(10サイト)で1,500万円(税別)~。
ミックスネットワークでは、大企業や各メーカー、官公庁、自治体等を中心に、「SITE PUBLIS Multisiteライセンス」関連で売り上げ目標初年度3億円を目指しております。
※1:CMS(Contents Management System)。Webコンテンツを構成するテキストや画像、レイアウト情報等を一元的に管理して、サイト構築や編集等を行うソフトウェアのこと。デジタルコンテンツの管理を行うシステムの総称でもある。
※2:RO(I Return On Investment)投資コストに対する利益の割合。投資に見合った利益を生んでいるかを判断する指標。
※3:TCO(Total Cost of Ownership)総所有コスト。コンピュータシステム等の導入、維持・管理などに必要な費用の総額をいう。
※4:ミックスネットワークにおけるモニタリング調査による。
海外法人サイトや製品ポータルサイト等、複数サイトを持つ企業や官公庁・自治体等の課題を
経営者的視点と現場感覚を共に持ちながら解決できるWebサイト構築・運営プラットフォーム
現在、複数の製品ポータルサイトを抱えるメーカー、海外法人や関連企業が独自のWebサイトを構築している企業、また、関連法人や団体が多く存在する官公庁・自治体・学校法人など、一つひとつのサイトに各々の担当を置き、別々のサイト制作現場を持っているケースが多く存在しています。これにより、制作費や人件費、インフラ・コストが膨らむだけでなく、Webマーケティング戦略を横断的に実施できずブランド・イメージの統一性が維持できない、コンテンツ資産や開発資産の有効活用ができずシナジー創出が困難、さらにWebを利用する顧客データを一元管理できず事業や経営に戦略的に活用することができない、といった大きな不満の声が、各社マーケティング担当や経営層から寄せられています。
具体的には以下のようなケースです。
- 複数の製品サイト・サービスサイトを展開するホールディングスカンパニーにおいて、共通する顧客のデータや問い合わせデータ、特に最近増えているマルチデバイスから流入してくるアンケート結果等を統合することに複雑な手間が必要で、有効なデータ活用ができていない。
- 関連法人が多い組織体において、各々の制作費や運用費が掛かるために、かなりの予算が必要となっている。関連法人においても、Web管理者が別々にいるために、計画や制作に手間取る上、同じ組織体としての統一感もなくなっている。
- 国内外に関連企業が多く存在するが、共通のプラットフォームを持たないため、ブランディングの統一や統制もシステム的には行えず、品質は個々のサイト運用者のスキルに依存している。サイト間を横断してのマーケティング施策やコンテンツの連動によるシナジー創出にも、サイト個々の運用への対応や開発のリードタイム、コストのハードルが高く、結果、横断的なマーケティング施策が有効に行えない。
上記のような課題こそ、「SITE PUBLIS Multisiteライセンス」導入によって劇的に解決できる問題です。
「SITE PUBLIS Multisiteライセンス」は、カスタマーやユーザー企業との重要な接点となるWebを企業の武器として押さえながら、複数サイトで横断的にWebマーケティング戦略を実施し、事業拡大や経営に役立つデータを吸収するためのソリューションとなります。
ブロック部品を組み合わせてWebサイトの編集を行う「ブロック方式」の採用により、
スマートフォン、モバイル、タブレット、PC等、マルチデバイス最適化を簡単に実現!
従来のWeb構築のための大規模向けCMSパッケージは、Webサイトをページ単位のテンプレートで構成・管理していたために、スマートフォンサイトを構築する際はPCサイトとは別にテンプレートの追加構築をする必要がありました。スマートフォンが普及期に入ってきた現在※5、このことは迅速な情報発信やリソースの有効利用を阻み、コスト削減を要望されるユーザーにとって、大きな負担となっていました。
「SITE PUBLIS Multisiteライセンス」は、Webサイトをページ単位のテンプレートではなく、ページを構成する各要素をブロックとして管理します。そして、このブロックをPCやスマートフォン等のデバイス単位で切り分けて出力管理ができます。
さらに、各デバイスに特化してデザイン設定も行えるため、例えばスマートフォンに最適化したWebサイト構築も簡単に実現します。スマートフォンという括りだけでなく、iOSとAndroidといったOSの違いも判別し、出力するコンテンツの切り分けができ、スマートフォンのOS別に独自の情報を表示する等、より緻密なマルチデバイス最適化を行えるようになります。
<<「SITE PUBLIS Multisiteライセンス」導入によるメリット(主な機能) >>
- 複数サイトを同一のプラットフォームで統一することで、開発の集約化とリリース後の運用負荷を低減
プラットフォームの共通化により、開発の集約と共に、開発者・運用者のスキルセットの同一化を図ることが可能となり開発コスト、リードタイム、人的リソースの効率化を実現します。 - コンテンツ資産や開発資産の共有によるコスト集約・削減
複数サイト内のコンテンツ資産や開発資産の共有が可能となり、個別に制作・開発することに比べて大幅なコスト削減を実現します。 - Webガバナンスと一気通貫のマーケティング施策を実現
全Webサイト管理者が共通プラットフォーム上でWebマーケティング戦略を実施していくため、統括側からの情報発信や管理も容易になり、個々のサイト間、サービス間での統制、ブランディングをより横断的に実施できます。また、解析結果やユーザーニーズのWebサイトへの反映も一気通貫に行えるため、PDCAサイクルのスピードと質の向上が可能となります。 - デザイン継承機能やひな型機能で品質を高次元で均一化し、統一されたブランド・イメージとユーザビリティを確保
サイト全体のスタイルやレイアウトなどのデザイン要素や、ロゴやバナー、ナビゲーション等の共通要素を統合管理者が管理して、個々のWebサイトの「ユーザビリティ」と「ブランディング」を統一することによ り、Web利用者に発信する情報品質の均一化を図ります。 - スマホ対応によるターゲット拡大やブロック化による開発効率向上で、プロモーションの最適化を実現
PC、スマートフォン、既存の携帯電話(モバイル)、タブレットPCとデバイスが多様化することにより、それぞれを利用するユーザーの目的や使われ方も異なります。
それぞれのデバイス特性、ユーザー特性に対して、情報を最適化することにより、最大の訴求効果を生み出す、Device First( デバイス・ファースト)を実現します。例えばスマートフォンアプリの紹介ページを作成した場合、アプリの概要説明は共有しつつ、ダウンロード先はiOS、Android等端末のOS別に出し分ける等の運用も可能です。
以上、複数Webサイト・複数Webサービスを一元管理できる、大規模向けWebサイト構築・運営プラットフォーム「SITE PUBLIS Multisite (サイトパブリス・マルチサイト)ライセンス」に関するご紹介、ご取材等を検討いただきますよう、お願い申し上げます。
<<「SITE PUBLIS Multisiteライセンス」の価格 >>
●ライセンス費用 :1,500万円(税別)~
※管理サイト数=10サイト~
※Multisiteライセンスの利用にはEnterpriseライセンスが必要となります。
※ソフトウェア保守費用・導入費用等はサイト規模により異なります。別途お問い合わせください。
<< 動作環境 >>
●クライアント動作要件
・OS:Windows XP、Vista、7/ MacOS X(10.4以上)
・管理画面対応ブラウザ:Internet Explorer7以上/ Firefox 3.0以上/ Safari 4.0/ Google chrome 4.0(Windows版)
・公開ページ表示ブラウザ:Internet Explorer7以上/ Firefox 3.0以上/ Safari 3.0以上/ Opera 9以上/ Google chrome 4.0(Windows版)
<< 株式会社ミックスネットワークについて >>
株式会社ミックスネットワーク(本社:東京都千代田区、設立年月日:1997年8月7日、代表取締役:吉川隆二)は、2000年からCMS製品の開発・販売に取り組んでいる国産のCMSメーカーです。Webサイト全ての運営フェーズの基盤となるCMS製品「SITE PUBLIS」シリーズの提供を中核として、独自の「ブロック方式」という管理手法を生み出し活用しながら、スマートフォン、モバイル、タブレット、PC等のマルチデバイスに向けた Webサイト構築・運営に関わるサービスをワンストップで提供しています。小~中規模Webサイト向けの「PUBLIS Cloud Platform(PCP)」と、大規模Webサイト向けの「PUBLIS Enterprise Platform(PEP)」のラインナップに加えて、今回の「SITE PUBLIS Multisiteライセンス」の発表により、CMSを超えた「Webサイト構築・運営プラットフォーム」の提供を行いながら、「全てのWebサイトのプラットフォームへ」というスローガンの実現に向かって、さらなる事業展開をして参ります。
詳細は http://www.micsnet.co.jp/ をご確認ください。
<< 報道関係お問い合わせ先 >>
株式会社ミックスネットワーク【 東京本社】
担当:製品・サービス戦略ユニット 西田 幸志(にしだ こうじ)
〒101-0051 東京都千代田区神田神保町1-11-1 DSM神保町ビル4F
Tel:03-3518-0370 Fax:03-3518-0371
E-mail:info@micsnet.co.jp
<< 製品やサービスに関するお問い合わせ先 >>
URL:http://www.sitepublis.net/
※SITE PUBLIS Multisite、PUBLIS、PUBLIS Cloud、PUBLIS Cloud Platform、PUBLIS Enterprise Platformは、ミックスネットワークの登録商標または商標です。iPhone、iOSはApple Inc.の登録商標です。Android、Google chromeは、Google Inc.の登録商標です。WindowsXP、Windows Vista、Windows 7、Internet Explorerは、Microsoft Corporationの登録商標です。
※その他の社名または製品名等は、それぞれの会社の登録商標または商標です。
以上