IT プロ育成スクール天神校の閉鎖及びIT エンジニア育成研修(虎の穴研修)の本格始動に関するお知らせ メディアファイブ

平成24 年7 月12 日

 

各 位

 

福岡県福岡市中央区薬院一丁目1 番1 号
メディアファイブ株式会社
代表取締役社長 上野 英理也
(コード番号:3824 Q-Board)
問合せ先:専務取締役管理本部長 吉行 亮二
(電話番号:092-762-0555)
http://www.media5.co.jp/

 

IT プロ育成スクール天神校の閉鎖及びIT エンジニア育成研修(虎の穴研修)の
本格始動に関するお知らせ

 

 当社は、平成24 年7 月12 日開催の取締役会において、下記のとおりIT プロ育成スクール天神校の閉鎖について決議いたしましたこと、並びに今回の閉鎖に伴い、当社社員育成を目的としたIT エンジニア育成研修(虎の穴研修)を本格的に再開することをお知らせいたします。

 

 

1.閉鎖予定日
平成 24 年 7 月 31 日(火)

 

2.閉鎖の理由
 当社は、平成 22 年 10 月に本社を現住所へ移転してからも、厚生労働省が実施しておりました緊急人材育成支援事業訓練や求職者支援制度による職業訓練の開催を目的として、旧本社の一部を教室として残し、IT プロ育成スクール天神校を運営してまいりました。しかしながら、訓練生の募集方法や講師の選任方法が当社の考えているIT エンジニアの育成方法と異なっていたことと、教育設備に関する要件が高いことで、IT プロ育成スクール天神校と本社の統合が難しい状況が続いておりました。
 結果として、講師の労務費や教育設備等への費用を計上したにも関わらず、満足にIT エンジニアの輩出ができませんでした。そのため、平成24 年7 月20 日に訓練期間が終了するAndroid プログラミング科をもって、厚生労働省の枠組みを用いた訓練を全て終了し、IT プロ育成スクール天神校を閉鎖することといたしました。

 

3.IT エンジニア育成研修(虎の穴研修)の本格始動について
 平成20 年に起こったリーマンショック以降、企業のIT 関連投資は抑制傾向が続き、開発案件の変更・延期・規模縮小等が顕著となり、国内においてIT エンジニアが過剰となる現象が起こっておりました。そのため、当社もそれまで200 名以上のIT エンジニアを輩出し、採用してきたIT エンジニア育成研修を一時中断し、新規卒業者や助成金を活用した育成のみに留めておりました。
 しかしながら、現在では首都圏を中心にJava 言語を習得したプログラマやシステムエンジニア等の高度IT 人材の不足感が続いているため、平成24 年5 月期第4 四半期から、少人数で当社独自のカリキュラムによるIT エンジニア育成研修(虎の穴研修)を再開しております。
 今回、IT プロ育成スクール天神校の閉鎖に伴い、教育設備と講師の選任について自由が高まり低コストでの社員育成が可能になったため、若く活力のある受講希望者から毎月5 名の虎の穴研修生を選定し、IT エンジニア育成を本格的に始動いたします。
 なお、平成25 年5 月期に25 名(新規卒業者含む)、平成26 年5 月期に40 名(新規卒業者含む)のJava 言語を習得したプログラマ等を増加させることを予定しております。

 

4.虎の穴研修とは
 虎の穴(とらのあな)は、某プロレス漫画に登場するレスラー養成機関で、何も技術等をもっていない人材にIT エンジニアとしての要素技術等を習得させ、優秀なIT エンジニアを育てあげていくというさまと重ね合わせております。また、一般的なスクールとは異なり、受講料金等の徴収はありませんが、IT エンジニアになるために、より実践的なテクニカルスキルを習得させることは勿論のこと、コミュニケーション能力やサービス面等のヒューマンスキルを習得させることを特徴としております。最終的には、受講者の6 割程度がIT エンジニアとして卒業し、当社の社員として採用される仕組みになっております。

 

以上