グループにおける構造改革の実施と希望退職者の募集について コカ・コーラウエスト

平成25年11月1日

各 位

会社名 コカ・コーラウエスト株式会社
代表者名 代表取締役社長 吉松 民雄
( コード番号 2 5 7 9 東証第一部、福証)
問合せ先執行役員企画財務統括部長 髙木 恭一
(Tel.(092)641-8774)

 

グループにおける構造改革の実施と希望退職者の募集について

 

当社は、平成25年11月1日開催の取締役会において、下記のとおり、当社グループのコカ・コーラ事業における構造改革の実施と希望退職者の募集を行うことを決議いたしましたので、お知らせいたします。

 

 

1.グループにおける構造改革の実施と希望退職者の募集を行う理由
清涼飲料業界におきましては、消費者ニーズの多様化や節約志向などの影響を受け、販売チャネルの変化や競合他社との販売競争の激化が続いており、当社グループを取り巻く環境は厳しさを増しております。
当社は、このような厳しい環境においても西日本地域における競争優位を確立し、将来にわたって成長を続けていくため、グループ内で保有している機能の見直しを行い、機能の集約・再配置による業務品質の向上ならびに収益基盤の強化を図る構造改革を実施します。加えて、グループ外に自ら活躍の場を求める社員に対して、経済的支援や、活躍の場の探索支援を中心とした希望退職者の募集を行うことを決定いたしました。

 

2.構造改革の概要
・グループ内で保有している機能の一部を、グループ外の協力会社へ委託するとともに、グループ内で集約・再配置を行います。
対象となる機能 対象者数
①グループ外の協力会社へ委託する機能
・卸配送機能
・拠点間輸送機能
・倉庫内作業機能
・非都市エリアの商流、自動販売機オペレーション、卸配送および拠点内勤機能 など
650名程度
②グループ内で集約・再配置する機能
・拠点内勤、事務センターおよびコンタクトセンター機能
・自動販売機オペレーション機能 など
2,000名程度
・当該構造改革の対象となる機能に係る業務に従事する社員については、当該社員の個別の同意を前提として、①委託先のグループ外の協力会社との間で労働契約を新たに締結(以下、「転籍」という。)し、あるいは②集約・再配置先のグループ内の会社に労働契約を一部変更の上承継(以下、「移籍」という。)します。
・転籍する社員には規定の退職金に加え転籍一時金を、移籍する社員のうち給与格差等が発生する社員には移籍一時金を支給します。
・当該構造改革は、平成26年1月1日から順次実施してまいります。

 

3.希望退職者の募集の概要
社員自らがグループ外に活躍の場を求め、退職を選択する場合に、経済的支援と活躍の場の探索支援を行います。
(1) 募集人員 :最大300名
(2) 募集期間 :平成25年12月1日~平成25年12月20日(予定)
(3) 退 職 日 :平成26年3月31日(予定)
(4) 支援内容 :規定の退職金に加え退職加算一時金を支給するとともに、希望者に対し外部の再就職支援会社による再就職支援を行います。

 

4.今後の見通し
本件に伴い発生する転籍一時金、移籍一時金および退職加算一時金等の費用については、平成25年12月期決算において特別損失として計上する予定ですが、現時点ではその金額を確定できるものではなく、業績に与える影響については、確定した時点で発表いたします。
(参考)当期連結業績予想(平成25年7月26日公表分)および前期連結業績
(単位:百万円)
売上高 営業利益 経常利益 当期純利益
当期連結業績予想
( 平成2 5 年1 2 月期)
440,600 17,800 17,900 17,700
前期連結実績
( 平成2 4 年1 2 月期)
386,637 13,463 13,845 6,031
(注)当期連結業績予想(平成25年12月期)については、平成25年4月1日を効力発生日とする株式交換による南九州コカ・コーラボトリング
株式会社の完全子会社化に伴い、負ののれん発生益14,438百万円を特別利益として、また段階取得に係る差損5,567百万円を特別損失として計上しております。

以 上