マイクロソフト社のWindows Azure 対応の高速ファイル転送システム製品を発売開始 ユニゾンシステムズ

株式会社ユニゾンシステムズは、マイクロソフト社のWindows Azure対応の高速ファイル転送システム 「STORM」のアプリケーション サービスを2013年7月1日から開始します。

「STORM」製品は、バンクーバー冬季オリンピックとロンドンオリンピックで日本有数のテレビ局で活用された後、先月ラスベガスのNAB2013放送機器展において、マイクロソフト社のWindows Azure 向けのサービス アプリケーションとして発表されました。

マイクロソフト様の公式ブログにて下記の通りSTORMが紹介されています。
【Windows Azure メディアサービス対応ソリューションと導入事例をパートナー企業5社が発表】

UDPプロトコルによって実証された大容量データ・ファイルの双方向転送システムとして、「STORM」製品はクラウドを大量データの保存と転送のために活用している企業向けに、より速く低価格でサービスを提供できるという利点があります。

Windows Azure ユーザーの中でも特にネットワーキング・メデイアサービスや、膨大なデータの計算・管理をしているユーザーにとっては、Windows Azureで利用している欠くことができないサービスとして次のような利点を本製品が提供します。

・どんな通信回線状況においてもその帯域幅を最大限に活用
・通信回線におけるパケットロス、遅延、ジッタといった脆弱性を削減
・複数拠点に同時転送可能
・回線帯域幅の活用を最適化する暗号化とセキュリティシステム
・API化による柔軟なアプリケーションの拡張性
・ドラッグ&ドロップの簡単な操作性

エントリーレベルの新規ユーザー向けに現行サービス費用の50%以下に近い価格帯も用意し、大容量データ転送においても既存サービス提供社よりも「STORM」製品は25%に近いコストメリットを提供します。

日本マイクロソフト株式会社 業務執行役員 デベロッパー&プラットフォーム統括本部長 伊藤かつら氏は、 「ユニゾンシステムズ社によるSTORMアプリケーションのWindows Azure対応を心より歓迎いたします。 クラウドサービスの活用で今後ニーズが高まることが期待される、大容量・大量ファイル転送において、簡単な操作で、高速かつ安定した転送を行うことができる当ソリューションには大きな価値があるものと考えております。 今後も日本マイクロソフトは、ユニゾンシステムズ社との連携を通じて、より多くのお客様がクラウドの恩恵を得られる環境づくりに貢献していきます」とコメントしています。

元々厳しい条件下でオリンピックゲーム中継のために開発された、この「STORM 」製品が大量のデータの転送を迅速かつ頻繁にする必要のある業界全てに向けて提供することが可能になりました。

・世界規模の金融サービスビジネス
・医療画像やヘルスケア向けアプリケーション
・デジタルメデイア業界
・データ管理, 分析からデータ量の大きいアプリケーションソフトウエア
・ゲームソフトウエア開発
・フィルムや映画配給

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